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抗生物質アジスロマイシンはクラミジアの特効薬!

2019年12月26日
色々なウィルス

アジスロマイシンはクラミジア感染症や呼吸器などの感染症治療に利用される抗生物質です。細菌感染症治療剤として知られていて、効果の持続性が優れた成分になります。薬剤移行性が高いので感染組織において有効な成分濃度を長時間維持することが可能です。1回飲むだけで細菌が死滅するまで効果を発揮することができます。

従来の抗菌薬の場合、1日に数回内服しながら1週間ほど継続していましたが、このアジスロマイシンは扱いやすい薬で1回飲むだけになるので便利です。アジスロマイシンは感染症の病原体である細菌増殖を抑制することができるマクロライド系抗生物質になります。細菌は増殖を起こすことで感染部位を拡げたり、症状を悪化することが可能です。アジスロマイシンは細菌増殖を阻害することで不快な症状や感染の進行を予防することができ、増殖ができない菌は最終的に死滅する仕組みです。

作用対象である細菌はリボソームと呼ばれている器官を働かせ感染細胞において増殖します。このリボソームは細菌が増殖するのに不可欠なタンパク質を司る器官で、感染部に届いたアジスロマイシンは細菌のリボソームにおいて結合することによって増殖を防ぐことが可能です。人の細胞にもリボソームがありますが構造が違っていて、アジスロマイシンを利用するとリボソーム構造を見分けることができ、細菌増殖だけを選んで阻害することができます。

アジスロマイシン作用により体内に感染した細菌数は臨床試験において実証されていて、臨床試験では陽性反応が検査で確認した尿道炎や子宮頸管炎などの患者に対し、アジスロマイシン1,000mg1回投与しました。投与してから29日経過した時点において検査を行ったところ、約91%の患者が陰性と確認されたそうです。

幅広い適応菌種を持っているアジスロマイシンはクラミジアはもちろん、さまざまな細菌性疾患に対して高い治療効果を誇ります。多くの疾患に対し9割前後という非常に高い有効率を誇り、その数を減らし一定期間において体内から完全に排除することが可能です。呼吸器感染症に利用することができ、咽頭炎や慢性気管支炎、気管支拡張症(感染時)にも使用することができます。

アジスロマイシンはマクロライド系が抱えていた相互作用を持っている薬が多いという弱点を改善することができました。相互作用はある薬を特定の薬と一緒に服用することで効き目が弱くなり、副作用などの発現率が上がる現象のことです。アジスロマイシンは従来薬より相互作用の影響が少ないので、併用できる薬が増加しました。アジスロマイシンを服用するとまれに下痢や腹痛などの副作用が起こることがありますが、そのような場合は整腸剤と併用することが可能です。一過性で起きる副作用もありますが次第に症状はましになるでしょう。飲み合わせに関して医師に相談したり、現在服用している医薬品があるなら事前に医師に伝えておくと安心です。

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